振興課長補佐池野弘一総務課長森下秀行建設課長村松憲暁企画課長清水鐘治生活環境課長吉田一弘税務課長飯田 隆電子情報課長国久康宏名田庄総合事務所
管理課長知原宗隆学校教育課長寺井義孝生涯
学習課長早川はつみ住民福祉課長小西克信会計管理者三谷忠男議事日程別紙のとおり会議に付した事件別紙のとおり会議の経過別紙のとおり 平成24年第5回おおい
町議会定例会議事日程(第3号) 平成24年9月27日(木曜) 午前9時開議日程第1
会議録署名議員の指名日程第2 認定第1号 平成23年度おおい
町一般会計及び8
特別会計歳入歳出決算の認定について日程第3 議案第51号 おおい
町防災会議条例の一部改正について日程第4 議案第52号 おおい
町災害対策本部条例の一部改正について日程第5 議案第53号 おおい
町母子家庭等の
医療費助成に関する条例及びおおい
町父子家庭の
医療費助成に関する条例の一部改正について日程第6議案第54号から日程第13議案第61号まで(8件)日程第6 議案第54号 平成24年度おおい
町一般会計補正予算(第4号)日程第7 議案第55号 平成24年度おおい
町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)日程第8 議案第56号 平成24年度おおい
町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)日程第9 議案第57号 平成24年度おおい
町国民健康保険診療事業特別会計補正予算(第1号)日程第10 議案第58号 平成24年度おおい
町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)日程第11 議案第59号 平成24年度おおい
町簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)日程第12 議案第60号 平成24年度おおい
町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)日程第13 議案第61号 平成24年度おおい
町特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)日程第14 議案第62号
工事請負契約の締結について(
庁舎受変電設備更新工事)日程第15 議案第63号
工事請負契約の締結について(
大飯清掃センター機器等更新工事)日程第16 議案第64号
指定管理者の指定について(うみん
ぴあ大飯賑わい創出施設)日程第17諮問第1号から日程第18諮問第2号まで(2件)日程第17 諮問第1号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて日程第18 諮問第2号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて日程第19陳情第1号から日程第22陳情第12号まで(
委員長報告4件)日程第19 陳情第1号
原子力発電所の警備に関する意見書について日程第20 陳情第10号 公契約法・
公契約条例の制定を求める意見書について日程第21 陳情第11号
地球温暖化対策に関する地方財源を確保・充実する仕組みの構築を求める意見書の採択について日程第22 陳情第12号 地方財源の充実・強化を求める
意見書採択について日程第23
議員派遣報告および議員派遣 平成24年第5回おおい
町議会定例会追加議事日程(第1号の追加1) 平成24年9月27日(木曜)午前9時
開議追加日程第1発委第7号から追加日程第3発議第2号まで(3件)追加日程第1 発委第7号
地球温暖化対策に関する地方財源を確保・充実する仕組みの構築を求める意見書の提出について追加日程第2 発委第8号 地方財源の充実・強化を求める意見書の提出について追加日程第3 発議第2号
革新的エネルギー・環境戦略の見直しを求める意見書の提出について 午前9時30分 開議
○議長(中塚寛君) ただいまから本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。
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△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(中塚寛君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第117条の規定により議長において森内正美君、古石實君を指名いたします。
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△日程第2 認定第1号 平成23年度おおい
町一般会計及び8
特別会計歳入歳出決算の認定について
○議長(中塚寛君) 日程第2、認定第1号平成23年度おおい
町一般会計及び8
特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。
予算決算常任委員長松井榮治君。
◆12番(松井榮治君) ただいま議題となりました認定第1号平成23年度おおい
町一般会計及び8
特別会計歳入歳出決算の認定について、
予算決算常任委員会における審査経過及び結果について御報告を申し上げます。 この決算認定につきましては、去る9月5日、当
予算決算常任委員会に付託され、9月18、19日の両日、
辻代表監査委員より
決算審査意見書を含め、監査報告を受けた後、提案理由の詳細説明を受け、質疑並びに意見聴取を通して、その妥当性を審査したものであります。 それでは、質疑、答弁の主なものについて御報告申し上げます。 質疑、歳入決算において
原子力発電に係る収入額は幾らだったのか、またその率は。答弁、町税、
国庫支出金、県支出金、全て合わせて58億4,558万3,000円で、歳入全体で占める割合は52.7%となる。 質疑、賃金職員の人数とその金額について。答弁、
一般会計特別会計を合わせた全会計の延べ人数は218人で、1億982万9,000円の支出である。なお、1人の雇用者に対し、複数の事業から支出しているケースもあるため、延べ人数の報告となっている。 質疑、平成23年度の
元利償還金のうち、交付税措置されている額は。答弁、おおい町としては4億2,653万4,000円が公債費に係る
基準財政需要額として算入している。なお、実際に交付税が交付されるのは、旧名田庄分であることから、算入額は2億334万9,000円である。 質疑、挙原
揚水発電所計画地の土地について、関西電力から寄附を受けているが、残りの4ヘクタール分についてはどうなっているのか。答弁、現在、3人の地主と関西電力とで立木補償の協議を継続している。現在のスケジュールとしては平成24年度中に協議を完了し、町へ寄附をしたいということで確認をしている。 質疑、
公共用施設維持基金の積立額の根拠や基準はあるのか。答弁、以前は国において積立額は建設費の30%以内と指示されていたが、現在は撤廃され、建設費の範囲内となっている。町としては、20年の修繕計画を立て、建築、電気、機械設備の各区分の中で積算を行い、積立額の一つの目安としている。 質疑、基金のうち、一度も取り崩していない基金はあるのか。答弁、18基金のうち、
地域振興基金、
ボランティア基金、善意基金、ふるさと水と
土保全基金、
公営住宅建設資金積立基金、
国民健康保険基金の6基金が一度も取り崩しをしていない。 質疑、
自主防災組織の
モデル地区3カ所に対する補助金の総額は幾らか、また
モデル地区以外の補助はどうなるのか。答弁、
モデル地区は3カ年の補助制度で1
組織当たり組織設立費として5万円、
組織運営費として年額10万円を3カ年分、
資機材補助として10万円、合わせて3カ年で45万円が支給される。また
モデル地区以外の組織については、平成24年度から補助要綱が適用され、
組織設立費として2万円、資機材の補助として10万円、合わせて12万円が1
組織当たりに1回のみ支給される。 質疑、
社会福祉協議会に対する補助金の不用額が多いが、何か理由はあるのか。答弁、協議会への補助金は人件費の補助であるが、職員の人事異動による給料の差額が発生したこと、
新規採用者が年度途中からの採用になったことから不用額が生じた。 質疑、有害鳥獣の被害対策で金網柵が完全ではないとの意見が聞こえたくるが、対策はあるのか。答弁、網の下から潜っている箇所も何カ所かあり、その対策としては各集落と協議をするが、潜られている金網柵の下に新たにアンカーを打っていく等、今後措置が必要なってくると考えている。 質疑、坂本川流域で
水源開発調査が行われているが、その目的は。答弁、工業団地の話がいろいろとある中で、現状の生活用水は補えているが、工業用水が入ると1日当たり1,000立方平方メートル不足するとのことから水源調査を実施している。 質疑、
総合運動公園の配管の調査をしているが、その結果から修繕が必要になってくるのか。答弁、平成22年度から25年度までの4カ年をかけて調査するもので、現時点で
ふぐあい箇所はあるものの緊急に修繕を必要とする箇所は見受けられないので、調査を進め、全体の調査結果を確認したい。 質疑、これからの発展を考えると
グリーンツーズムの活性化が重要と考えるが、今回の決算における補助の成果は。答弁、大きな成果としては名古屋の中学校が体験型の修学旅行として来てくれた。また、
グリーンツーズムの会員が中心となって今後、本町のよさを更に生かし、どう活用の場を提供していくかを検討していると聞いている。 質疑、除雪費用について費用は交付税の対象となるが、町単独で行っている理由はあるのか。答弁、現時点では
電源立地対策交付金、道路・橋梁等の補助金の2本を財源とし実施しているが、一般財源も多く使用していることから、この財源を別のもので対応したいと考えてはいるが、現実としては難しい状況である。 質疑、
指定管理者の委託料を算定するに当たって、施設によって多少の違いがあるが、大きくは委託側が積算をし、その内容を精査した上で委託料を決定しているとのことだが、少し考え方の観点が違うのではないか。委託する側がある程度の積算を行い、調整するべきではないか。答弁、相手側の考えをそのまま行っているのではなく、相手方からの資料を参考に、過去の収支状況や町の考え方を含め、総合的に検討した上で、町の判断として決定している。 質疑、財政力が低下傾向にある状況の中で、
決算審査意見書には財政の健全化を図るには人件費の圧縮を図る必要があるとあるが、どう理解され、どう判断するのか。答弁、本決算では団塊の世代の退職、議員年金の廃止、人事異動の関係で増加した。なお、職員の給与については
人事院勧告に従い、適正に対応する。なお、人件費の削減については努力できるところはできるだけ圧縮していきたい。 質疑、23年度の職員給与で職員の給与の引き下げがあったが、職員の
モチベーションを上げることもさることながら、全体的に引き上げることが必要ではないか。答弁、税金で給与をいただいている中で、おおい町だけ
人事院勧告を否定することはできない。結果的には引き下げになったが、
特別昇給制度もあり、主事から主査に昇格もあるので、制度上、許される範囲で対応したい。 質疑、
高齢者福祉バス運行委託の使用件数は、また
コミュニティーバス廃止に伴う
高齢者福祉バスの見直しはあるのか。答弁、大飯地区の路線バスで延べ8,678名、
コミュニティーバスで延べ4,220名の利用があった。
名田庄地域は路線バスで延べ7,188名の利用があった。また、今後の
高齢者福祉バスについては間もなく開くヒアリングの中で検討されるものと思っているが、交通弱者への対策は重要なことなので検討していきたい。 質疑、
町費負担教員の11名は同規模の町と比較すると多いが、県の人員配置の中で要求し、配置してもらうことが適正な人員配置と考えるが、県への要求はなぜ通らないのか。答弁、県教諭の配置には定数制があり、児童・生徒数に応じて教員が配置されているためである。なお、
町費負担教員については複式学級での対応や
発達障害児童の対応など、目的を持って講師11名を配置している。 質疑、
住まい支援事業は、県内産の木材を何割か使用する必要があるなど、当初から高いハードルであるため、条件緩和をする必要があると考えるが。答弁、県の基準に基づいて実施をしており、目的を持たずにただ単に新築やリフォームに対し、町が補助することは難しいと考える。 以上をもって質疑応答並びに意見聴取を終了し、討論を行った結果、1名の委員より
一般会計歳入歳出決算について反対討論がありました。 その要旨は、
原子力関連に依存した財政運営の危険性と
ポスト原発に向けた財政運営を図ること、
こども家族館運営に関する県費投入がなされていないこと、非正規職員の割合が高いことによる
住民サービスの低下への懸念、
住民基本台帳のカード発行と
システム構築が住民への利益につながっていないこと、
県地方税滞納整理機構による税徴収の反対、うみんぴあ大飯、
賑わい創出施設、みどりの広場等が町財政に及ぼす悪影響、
大飯幼稚園の廃園措置を前提とした休園措置、
介護納付金課税被
保険者所得割額の引き上げによる滞納へのつながり、
一般職給与の減額による
モチベーションの低下などでなどでありました。 ほかに討論はなく、討論を終結、起立による採決を行った結果、認定第1号平成23年度おおい
町一般会計及び8
特別会計歳入歳出決算は賛成11、反対1の多数をもって原案のとおり認定すべきものと決定をいたしました。 以上が審査経過の主なものであります。 最後に、監査委員の
決算審査意見書にも記載のとおり、当年度の町財政は盤石の財政基盤の上に立って順当に推移しておりますが、今後の環境の変化を見据えながら、柔軟かつ堅実な行財政を確立することが重要です。
各課局決算報告書において改善点の把握と自己評価、課題が述べられました。 また、当委員会の審査過程においても、各委員から指摘のあった事項もございました。これらについて精査され、次年度以降の予算編成とその執行に生かし、質の高い
行政サービスの提供に努められることを期待して、
委員長報告といたします。
○議長(中塚寛君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中塚寛君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 認定第1号について討論の通告がありますので、発言を許します。 初めに、原案に反対者の発言を許します。 猿橋巧君。
◆14番(猿橋巧君) 私は認定第1号平成23年度おおい
町一般会計及び8
特別会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場で討論を行います。 まず、歳入の主なものについて申し上げます。
原子力発電に係る財源は、大
規模償却資産税の23億1,935万円をはじめ、国庫や県税等を含めると58億円となり、実に総収入の52%強を示しています。この間の施設等の増改修に伴い、多少の増収のあった大
規模償却資産税は確実に減収になりますし、核燃料税の課税方法の変更を行いましたが、
原発そのものが稼働しなければ、これも目減りは明らかであります。このように税収を
ポスト原発へ切りかえて、税収の増加を目指す施策が見られません。不安定で原発に依存する財政運営は危険であります。 歳入で問題となるのが、税の滞納の増加であります。町税、負担金、使用料、財産収入、諸収入と各般に及び、その額も5,600万円強となります。特別会計を合わせますと7,860万円の金額にもなります。不納欠損額も6万7,000円計上でした。
悪質滞納者と支払いたくても支払いのできない町民の見きわめが大事ではありますが、毎年増加の傾向の滞納に対して、町当局の対応が問われる問題です。 国保税における基金は、2億5,000万円も積み上がっているのに1回も取り崩したことがないように、税の軽減措置も必要ではないでしょうか。
決算委員会の討論で主張しなかった問題では、損失補償に伴う負担金が1,565万円、歳入で計上されています。これは
名田庄バイオテック株式会社の
特別清算処理に関して、株主であった紀伊産業の
金融機関借入金分の負担金であります。しかし、この負担金は全体の債務支払いの1億6,912万円の1割にすぎません。株式の出資割合は町は50%、紀伊産業は49%でありますし、会社運営の決算書に町や議会に虚偽報告をした等の経過からして、この負担額には不明朗であります。紀伊産業の
債務放棄額3,000万円を合わせても4,620万円弱からしても、この額は少額に見積もられていると言っても過言ではないと思います。このような歳入処理には賛成できません。 次に、
県立こども家族館の収入は1億430万円です。この収入に県からの指定管理を受けた町収入に県費が1円もありません。指定管理を受けたいきさつがあるとはいえ、既に4年以上を経過する中で、このような財政運営は県に対する町の施策は問題でありますし、その改善に向けた対応が何ら見られないのであります。 歳出について申し上げます。 町職員に対する非正規職員の数は、一般会計、特別会計を合わせますと延べ218名になり、その賃金は1億円を超えております。実質比率も50%を超えているのであります。 特に、有資格者や施設等で重要な任務を担う分野においても
賃金労働者を使用するなど、早急な是正が必要な分野であります。町職員の給与条例が改悪され、実に3年連続の
月例給引き下げが強行されました。特に、この年は2級から6級の
ベテラン職員を狙い撃ちしたもので、改悪は職員の意欲の低下を招き、
公務員労働者の生活と期待権を侵害するもので賛成できません。
県地方税滞納整理機構への負担金が13万6,000円計上されました。私は従来から本町の税徴収権を放棄し、町職員の任務を県に預けるような制度への加入には反対を主張してまいりました。 歳入でも述べましたが、
損失補償契約に基づく金融機関への
損失補償金が1億6,912万円計上されていました。合併前の第三セクターを引き継いだ事業でありますが、これだけの損失を町民に与えた事業に対する町長が3カ月の減俸だけで済ますなどは、第三セクターの運営に対する健全性に対するあり方が問われる問題であります。
こども家族館に対する歳出は8,580万円余り、その収入との差額は7,537万円余りは町の持ち出し、全くの赤字経営であります。県の恒久的な予算投入を強く要求するものであります。
商工観光課所管の
賑わい創出施設とサーカー場をメーンとするみどりの広場建設に向けた
調査研究費等が計上されました。どちらも原発関連の予算で箱物行政を行うものであります。町民の箱物行政が将来の本町の財政運営に及ぼす悪影響を心配する声は、たとえ交付金の一部を
公共施設維持基金に積んでも多くの施設に対応できるものではないことは明らかでありますし、本町の身の丈に合ったものを目指すべきであります。 更には、うみんぴあ施設に関して15年にわたって
家屋等購入費による
ホテル運営は、30%前後の稼働率を見ても、その将来を不安視する町民の声は真実味があります。
国保特別会計における
介護納付金課税被保険者の所得割額の引き上げが行われました。100分の1.8の引き上げで、年収400万円台で7,340円の増税となりました。現役世代の負担が増加し、滞納増加を生む要因とも言えるのであります。 教育部門においては、
町費負担教員の配置を11名にして手厚い対応をしていることは高く評価できるものの、県の定数制度の改善を強く働きかけ、
全国トップクラスの教育水準に見合う教員配置が必要と指摘するものであります。 更に、
全国学力テストに139万円余り投入しています。私は子供の競争と学校間の序列競争を激しくして、真の教育をゆがめかねないとして最初から反対をしてきたところであります。 以上、歳入歳出の主な反対をするところを指摘しました。 よって、認定第1号平成23年度の一般会計及び8
特別会計決算に反対する討論といたします。
○議長(中塚寛君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 森内正美君。
◆7番(森内正美君) ただいま議題となっております認定第1号平成23年度おおい
町一般会計及び8
特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成討論を行います。 先程、
予算決算常任委員長から報告のありましたとおり、去る9月18、19日の両日、
当該決算審査が行われ、監査委員から提出されている平成23年度決算審査に係る意見書の内容について、
辻代表監査委員から詳細な報告を受けるとともに、理事者より決算内容の説明と質疑応答を通じて審査を行った結果、賛成多数をもって認定すべきものとの結論に至りました。 本来、決算の最も重要な点は、各事務事業が予算の趣旨にのっとって適正かつ合理的に執行されているかどうか、更には今後の課題を認識し、翌年度以降の予算策定や事務事業の適正化に生かしていくという点であると考えます。 近年、理事者から提出されている関係資料の中には、各課において
過年度分決算を受けた改善点の自己評価や
当該年度決算の改善等も記載されており、将来に生かす努力も見受けられます。 更に、
財政健全化法規定の4指数において、いずれもその健全性が維持されております。 よって、平成23年度決算の妥当性は認定に値するものと考えます。 また、反対者の討論にありました趣旨の中で、
原子力関連の財源に伴う財源運営については、当町の
まちづくり施策として長年にわたり国策にのっとって推進してきたもので、
当該年度決算のみを捉えて否定するのではなく、将来的な動向を見据えながら安定的な財源確保に向けて努力し、計画的に運営することであり、このこと自体が当該年度の決算を認定しない理由とはなり得ません。 また、非正規職員の割合や
こども家族館の運営に関すること等は、平成24年度予算に係る内容であり、論旨が整合しておりません。 よって、私は
予算決算常任委員長の報告のとおり、平成23年度
歳入歳出決算の認定に賛成するものであります。議員諸君の賛同を願うものであります。 以上、賛成討論といたします。
○議長(中塚寛君) ほかに討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中塚寛君) これで討論を終わります。 これより認定第1号平成23年度おおい
町一般会計及び8
特別会計歳入歳出決算の認定についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は認定です。認定第1号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(中塚寛君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり認定されました。 (認定 12-1 午前10時00分)
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△日程第3 議案第51号 おおい
町防災会議条例の一部改正について
○議長(中塚寛君) 日程第3、議案第51号おおい
町防災会議条例の一部改正についてを議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。
総務常任委員長森内正美君。
◆7番(森内正美君) ただいま議題となりました議案第51号おおい
町防災会議条例の一部改正についてにつきまして、
総務常任委員会における審査の経過及び結果を御報告を申し上げます。 この議案は、去る9月5日に当
総務常任委員会に付託され、9月21日に所管課からの詳細説明を受け、同日、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 本案につきましては、災害対策基本法の一部を改正する法律の施行により、地方防災会議については、防災に関する諮問的機関としての機能を強化する観点から、所掌事務として防災に関する重要事項の審議が追加され、あわせて多様な主体の参画を図るため学識経験者等を地方防災会議の委員に選任できるものとされたことから、所要の改正を行うものです。 この議案に対する質疑の概要を申し上げます。 まず、委員の定数が35人以内から37人以内となり、2人ふやした理由はとの質疑がありました。これに対しましては
自主防災組織を構成する者、または学識経験のある者を新たに委嘱する委員として追加したことから2人増の37人以内と規定したという答弁がありました。 こうして質疑を終了し、議案を討論に付しましたが、討論は行われませんでした。 討論を終結し、採決を行った結果、議案第51号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。
○議長(中塚寛君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中塚寛君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中塚寛君) 討論なしと認めます。 これより議案第51号おおい
町防災会議条例の一部改正についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第51号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午前10時03分)
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△日程第4 議案第52号 おおい
町災害対策本部条例の一部改正について
○議長(中塚寛君) 日程第4、議案第52号おおい
町災害対策本部条例の一部改正についてを議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。
総務常任委員長森内正美君。
◆7番(森内正美君) ただいま議題となりました議案第52号おおい
町災害対策本部条例の一部改正についてにつきまして、
総務常任委員会における審査の経過及び結果を御報告を申し上げます。 この議案は、去る9月5日に当
総務常任委員会に付託され、9月21日に所管課からの詳細説明を受け、同日、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 本案につきましては、改正前の災害対策基本法では、都道府県と市町村の災害対策本部が同一の規定で定められておりましたが、同法の一部を改正する法律の施行に伴い、市町村災害対策本部を新たに法第23条の2として別個に規定することとされたため、所要の改正を行うものです。 この議案に対する質疑及び意見聴取を行いましたが、質疑及び意見はありませんでした。 質疑終了後、議案を討論に付しましたが討論も行われませんでしたので、討論を終結し、採決を行った結果、議案第52号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。
○議長(中塚寛君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中塚寛君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中塚寛君) 討論なしと認めます。 これより議案第52号おおい
町災害対策本部条例の一部改正についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第52号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午前10時06分)
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△日程第5 議案第53号 おおい
町母子家庭等の
医療費助成に関する条例及びおおい
町父子家庭の
医療費助成に関する条例の一部改正について
○議長(中塚寛君) 日程第5、議案第53号おおい
町母子家庭等の
医療費助成に関する条例及びおおい
町父子家庭の
医療費助成に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。
総務常任委員長森内正美君。
◆7番(森内正美君) ただいま議題となりました議案第53号おおい
町母子家庭等の
医療費助成に関する条例及びおおい
町父子家庭の
医療費助成に関する条例の一部改正についてにつきまして、
総務常任委員会における審査の経過及び結果を御報告を申し上げます。 この議案は、去る9月5日に当
総務常任委員会に付託され、9月21日に所管課からの詳細説明を受け、同日、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 本案につきましては、児童扶養手当法施行令の一部を改正する政令の施行に伴い、おおい
町母子家庭等の
医療費助成に関する条例及びおおい
町父子家庭の
医療費助成に関する条例について所要の改正を行うものです。 この議案に対する質疑の概要を申し上げます。 まず、適用日が平成24年8月1日となっているが、さかのぼって支給するのかとの質疑がありました。これに対しましては、
医療費助成については県の要綱が8月1日から施行されており、県の補助対象となることから、8月にさかのぼって申請があった場合は償還払いの手続により対象となるという答弁がありました。 こうして質疑を終了し、議案を討論に付しましたが、討論は行われませんでしたので、討論を終結し、採決を行った結果、議案第53号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告を申し上げます。
○議長(中塚寛君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中塚寛君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中塚寛君) 討論なしと認めます。 これより議案第53号おおい
町母子家庭等の
医療費助成に関する条例及びおおい
町父子家庭の
医療費助成に関する条例の一部改正についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第53号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午前10時10分)
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△日程第6 議案第54号 平成24年度おおい
町一般会計補正予算(第4号)
△日程第7 議案第55号 平成24年度おおい
町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)
△日程第8 議案第56号 平成24年度おおい町国民健康保険事業特別会計補正(第2号)
△日程第9 議案第57号 平成24年度おおい
町国民健康保険診療事業特別会計補正予算(第1号)
△日程第10 議案第58号 平成24年度おおい
町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
△日程第11 議案第59号 平成24年度おおい
町簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)
△日程第12 議案第60号 平成24年度おおい
町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
△日程第13 議案第61号 平成24年度おおい
町特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)
○議長(中塚寛君) 日程第6、議案第54号平成24年度おおい
町一般会計補正予算(第4号)から日程第13、議案第61号平成24年度おおい
町特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)までの8議案を一括議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。
予算決算常任委員長松井榮治君。
◆12番(松井榮治君) ただいま議題となりました議案第54号平成24年度おおい
町一般会計補正予算(第4号)外7議案につきまして
予算決算常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この補正予算8議案は、去る9月5日の本会議におきまして提案理由の説明を受けた後、当
予算決算常任委員会に付託され、同日、各所管課からの詳細説明と質疑応答を経て、討論、採決を行ったものであります。 補正予算の概要につきましては、町長から提案理由の説明がなされていますので、省略をいたします。 それでは、審査経過においてなされました質疑並びに答弁の主なものについて御報告をいたします。 質疑、固定資産税の大規模償却資産で2億円余りの減額補正をした理由は。答弁、大飯発電所3、4号機の低圧高圧タービンローターの取りかえ工事が未実施となったことから減額となった。 質疑、
賑わい創出施設のオープンは来年6月であるが、運搬車をなぜ今購入するのか。答弁、農産物を収集する保冷車は受注生産であり、発注してから納車まで6カ月かかるためである。 質疑、保冷車の財源はどうなっているのか。答弁、今回の補正予算では一般財源で対応と考えているが、一部県の補助が受けられないかどうか協議をしている。 質疑、予防接種について今までの集団接種から個別接種になると接種率は昨年実績の90%となると見込んでいるが、個別接種の実績を上げるための特別な手段はあるのか。答弁、個別化により実施方法、実施回数が大きく変わるので、現段階では現状の接種率の90%としているが、状況を見て対応していきたい。また、周知については対象者に対し案内を出している。 質疑、漁業集落環境整備事業工事で扱うフィルターユニットがどういうものかわからないが、その設置が海岸の侵食を防げるものなのか、試験結果等はあるのか。答弁、フィルターユニットは大粒の岩石を詰め込んだ蛇かごのようなもので、海の工事での実績では特に海浜が海水の中に流れこまないという工法で使用され、各漁港施設において実績がある。 質疑、通年発生の災害復旧はボーリング調査が終わり設計に入るが、ボーリング調査の結果からどのような工事が想定されるのか。答弁、ボーリング調査は終了したが、地質の解析調査がまだ残っており、地質調査の結果を踏まえた上で適正な工法を見きわめ、実施計画に入りたい。 質疑、普通交付税の措置について国は延期する方向を固めたようだが、おおい町に影響はあるのか。答弁、都道府県は延期されると聞いているが、市町村についてはこの9月内に交付されると聞いている。 質疑、名田庄総合運動場の漏水修繕工事について、昨年漏水調査をしたが、どういう調査をされたのか教えてほしい。答弁、漏水箇所がわかりにくかったことから、ヘリウムガスを注入して漏水箇所を見つけ出した。その漏水箇所について修繕を行う。 質疑、教育委員会では大飯中学校野球部が全国大会に出場したり県の緊急雇用調整対策事業が入ったりしているが、今回の補正予算に計上されていないのはなぜか。答弁、大飯中学校野球部が全国大会に出場された費用については、予備費から一部充当する。緊急雇用調整対策事業については教員の雇用を当初、県の教育庁が持っている補助事業で要求していたが、その後、緊急雇用調整対策事業の交付金に組み替えた。 質疑、普通交付税の算定式について、留保額7,248万4,000円は何を意味しているのか。答弁、9月補正予算における歳入歳出のバランスを合わすために留保するもので、予算を増減するものではない。 以上をもって質疑を終了し、8議案を一括して討論に付しましたが、討論はなく討論を終結、引き続いて採決を行った結果、議案第54号平成24年度おおい
町一般会計補正予算(第4号)から議案第61号平成24年度おおい
町特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)までの8議案において、異議もなく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 最後に、理事者におかれましては、委員会において指摘のありましたことを十分認識し、その執行に留意いただくよう御指摘申し上げ、
予算決算常任委員長報告といたします。
○議長(中塚寛君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中塚寛君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中塚寛君) 討論なしと認めます。 これより議案第54号平成24年度おおい
町一般会計補正予算(第4号)を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第54号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午前10時19分)
○議長(中塚寛君) 次に、議案第55号平成24年度おおい
町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第55号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午前10時19分)
○議長(中塚寛君) 次に、議案第56号平成24年度おおい
町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第56号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午前10時20分)
○議長(中塚寛君) 次に、議案第57号平成24年度おおい
町国民健康保険診療事業特別会計補正予算(第1号)を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第57号は委員長の報告とおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午前10時21分)
○議長(中塚寛君) 次に、議案第58号平成24年度おおい
町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第58号は委員長の報告とおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午前10時21分)
○議長(中塚寛君) 次に、議案第59号平成24年度おおい
町簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第59号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午前10時22分)
○議長(中塚寛君) 次に、議案第60号平成24年度おおい
町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第60号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午前10時22分)
○議長(中塚寛君) 次に、議案第61号平成24年度おおい
町特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第61号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午前10時23分)
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△日程第14 議案第62号
工事請負契約の締結について(
庁舎受変電設備更新工事)
○議長(中塚寛君) 日程第14、議案第62号
工事請負契約の締結について(
庁舎受変電設備更新工事)を議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。
総務常任委員長森内正美君。
◆7番(森内正美君) ただいま議題となりました議案第62号
工事請負契約の締結について(
庁舎受変電設備更新工事)につきまして、
総務常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案は、去る9月5日に当
総務常任委員会に付託され、9月21日に所管課からの詳細説明を受け、同日、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 本案につきましては、庁舎建設当初より運用している受変電設備が26年経過し、安定した運用が難しいことから、株式会社こんどう、代表取締役近藤和司が受変電設備を7,455万円で更新するものです。 この議案に対する質疑の概要を申し上げます。 まず、この工事は受変電設備という専門機器の取りかえや修繕を行う内容だと思うが、入札の参加者を見ると建築や土木を専門とする業者と推測するが、その理由はという趣旨の質疑がありました。これに対しましては、この工事の施工に当たっては基礎工事も含まれており、指名に当たっては総合建築業を持っている業者を中心とし、総合的に判断したという答弁がありました。 以上のほか、質疑は議案は各般にわたり、極めて熱心に審査が行われ、それぞれ答弁がありました。 こうして質疑を終了し、議案を討論に付しましたが討論は行われませんでしたので、討論を終結し、採決を行った結果、議案第62号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告を申し上げます。
○議長(中塚寛君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中塚寛君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中塚寛君) 討論なしと認めます。 これより議案第62号
工事請負契約の締結について(
庁舎受変電設備更新工事)を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第62号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午前10時27分)
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△日程第15 議案第63号
工事請負契約の締結について(
大飯清掃センター機器等更新工事)
○議長(中塚寛君) 日程第15、議案第63号
工事請負契約の締結について(
大飯清掃センター機器等更新工事)を議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。 産業建設常任委員長古石實君。
◆8番(古石實君) ただいま議題となりました議案第63号
工事請負契約の締結について(
大飯清掃センター機器等更新工事)につきまして、産業建設常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案は、去る9月5日、本会議におきまして提案理由の説明を受けた後、当産業建設常任委員会に付託され、9月21日に所管課からの詳細説明を受けた後、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 それでは、この議案に対する審査の概要について質疑と答弁の主なものについて申し上げます。 質疑、2社で最終的に入札することになったが、そのうち1社の失格理由は何か。答弁、最低制限価格を割ったためである。 質疑、制限価格を割ったというが、落札率は97.195%であり、このような機器では妥当なのか。答弁、最低制限価格については設定要領に基づき算定している。 質疑、今回の鎌長製衡株式会社は、前回と同じメーカーか。答弁、前回は株式会社タクマであった。 質疑、入札参加者のうち5社が辞退であり、入札申し込みをしていて参加辞退は失礼ではないか。答弁、指名願の受け付けはするが、今後指名選定を行う時には何らかのペナルティーも含め対応していく。 質疑、18年使用で経年劣化の不都合ということだが、昨年も修理したのでは。答弁、23年度に破砕機の油圧ユニットがふぐあいとなり修理した。今回は修理した油圧ユニットは含まれいない。 質疑、油圧ユニットと破砕機は一体物ではないのか。答弁、一体でなくホースで油圧ユニットと破砕機を接続している。 質疑、平成6年に設置し18年経過ということだが、この機器の耐用年数は。答弁、7年となっている。 質疑、入札参加の7社のうち5社が辞退ということだが、その理由は何か。答弁、機器の性能保証ができない、人員が派遣できないとのことであった。 以上のほか、質疑は議案の各般にわたり極めて熱心に審査が行われ、それぞれ答弁がありました。 こうして質疑終了後、議案を討論に付しましたところ、討論は行われませんでした。 討論を終結し、採決の結果、議案第63号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告を申し上げます。
○議長(中塚寛君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中塚寛君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中塚寛君) 討論なしと認めます。 これより議案第63号
工事請負契約の締結について(
大飯清掃センター機器等更新工事)を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第63号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午前10時32分)
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△日程第16 議案第64号
指定管理者の指定について(うみん
ぴあ大飯賑わい創出施設)
○議長(中塚寛君) 日程第16 議案第64号
指定管理者の指定について(うみん
ぴあ大飯賑わい創出施設)を議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。 産業建設常任委員長古石實君。
◆8番(古石實君) ただいま議題となりました議案第64号
指定管理者の指定について(うみん
ぴあ大飯賑わい創出施設)につきまして、産業建設常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案は、去る9月5日、本会議におきまして提案理由の説明を受けた後、当産業建設常任委員会に付託され、9月21日に所管課からの詳細説明を受けた後、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 それでは、この議案に対する審査の概要について質疑と答弁の主なものについて申し上げます。 質疑、株式会社おおいには産地直送販売の経験はないが、今まで事業を説明してきた方の考えも入っているのか。答弁、今回の募集要領などについてはこの施設の町のイメージなど詳細に示しており、町の要綱や仕様書の方向性に沿った考え方になっている。 質疑、駅長には衛生管理10年の経験が必要となっているが。答弁、該当する方を採用されるものと考える。 質疑、テナントに大島漁協が入ることは確約できているのか。また、JAとの協議はできているのか。答弁、大島漁協については了解済みである。JAからはできる限りの応援をするとの意見をいただいている。 質疑、出荷者の遠隔地集荷サポートは
名田庄地域のみと聞いているが、佐分利地区などへの対応は。答弁、名田庄地区は青空市の実績もあり、まずそれらのサポートとして保冷車を配備し先行した。その他の地域についても今後考えていく。 質疑、駅長の衛生管理資格は食品衛生管理か、労働衛生管理か。答弁、食品衛生管理である。 質疑、出荷者と販売者との連絡方法は。答弁、POSシステムによりメール等で細かい情報が行くこととなる。 質疑、当初の町の考え方と違い、株式会社おおいの事業計画では全部テナント方式となっているがなぜか。答弁、ジェラード部分の考え方が大きく変わったたためである。 質疑、魚介類は日もちしないが大丈夫か。答弁、鮮度を保つ機器は設置している。 質疑、テナントの採用基準はあるのか。答弁、ファストフードは地元産が使えること、ジェラードについても同様。魚介類の漁連テナントは町内でやっていただける方を期待している。 質疑、施設管理は職員だけで対応できるのか。外部発注はしないのか。答弁、施設管理はできるだけ自分達の手でというのが基本である。 質疑、レジ打ちをし、合間にトイレ掃除を行うとの考え方か。答弁、そのとおり。 質疑、観光協会の職員を配置して案内するとなっているが、観光協会任せでよいのか。答弁、観光コーナーには絶えず人員を観光協会で配置する。 質疑、販売士の資格を持たせるように指導するのか。答弁、調理師免許等は必ず要る資格なので販売士を含めていい直売所となるよう指導していく。 以上のほか、質疑は議案の各般にわたり極めて熱心に審査が行われ、それぞれ答弁がありました。 こうして質疑終了後、議案を討論に付しましたところ、反対討論はありませんでしたが、猿橋巧委員より賛成討論が行われました。 賛成討論の要旨については、この
賑わい創出施設は究極の箱物行政であるとして反対をしてきたが、現段階においては実際に事業を行う事業者の選定ということであり、そのことにおいては賛成の立場を表明する。しかしながら、3社のテナント型を取り入れたことは株式会社おおいのリスクは少なくなるが、入ったテナント3社はリスクを負うことになり、株式会社おおいは経営的にうまくいってもテナントにおいてリスクに耐えられなくなれば撤退を余儀なくされることを意味していることから、本来の
賑わい創出施設としての考え方から外れることとなる。その意味で、危険性をはらんでいるということについて指摘しておかなければならない。 また、入館者の積算根拠についても周辺施設から多く流れてくるとの考えであるが、最近は経済の低迷期であり、観光客の入り込み数38万人についても大いに問題があり、道の駅としても国道から入り込んだ場所であることや駐車場にしても問題があるなど、いろいろな危険性を指摘しながらも
指定管理者の指定という段階であるので賛成するというものでありました。 そのほかの討論もなく、以上をもって討論を終結し、採決に移りました。 採決の結果、議案第64号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。
○議長(中塚寛君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中塚寛君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中塚寛君) 討論なしと認めます。 これより議案第64号
指定管理者の指定について(うみん
ぴあ大飯賑わい創出施設)を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第64号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 (可決 13-0 午前10時39分)
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△日程第17 諮問第1号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて
△日程第18 諮問第2号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて
○議長(中塚寛君) 日程第17、諮問第1号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて及び日程第18、諮問第2号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての2件を一括議題といたします。 お諮りいたします。 本件については、お手元に配付した意見のとおり答申したいと思いますが、これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中塚寛君) 異議なしと認めます。よって、諮問第1号及び諮問第2号は、お手元に配付した意見のとおり答申することに決定いいたしました。
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△日程第19 陳情第 1号
原子力発電所の警備に関する意見書について
△日程第20 陳情第10号 公契約法・
公契約条例の制定を求める意見書について
△日程第21 陳情第11号
地球温暖化対策に関する地方財源を確保・充実する仕組みの構築を求める意見書の採択について
△日程第22 陳情第12号 地方財源の充実・強化を求める
意見書採択について
○議長(中塚寛君) 日程第19、陳情第1号
原子力発電所の警備に関する意見書についてから日程第22、陳情第12号地方財源の充実・強化を求める
意見書採択についてまでの4件を一括議題といたします。 本件について委員長の報告を求めます。 まず、
原子力発電対策特別委員長松井榮治君。
◆12番(松井榮治君) ただいま議題となりました陳情第1号
原子力発電所の警備に関する意見書についての議案につきまして、
原子力発電対策特別委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本陳情は、去る3月1日に当
原子力発電対策特別委員会に付託され、6月15日に各委員からの意見を聞き、同日、採決をし、継続審査となっていたものであります。 去る9月24日に再度、各委員より意見を聞き、同日、採決をいたしたものであります。 この陳情第1号
原子力発電所の警備に関する意見書については、全国
原子力発電所立地市町村議会議長会会長柏崎市議会議長霜田彰ほか1人から提出され、継続審査となっていたもので、
原子力発電所の警備に関して警察に新たな警備隊を創設するなど、警備体制の充実や自衛隊の任務に原発施設等の警護を加える自衛隊法の改正、海上からの攻撃に対処するため、海上保安庁と海上自衛隊の連携強化、警察、自衛隊と周辺自治体を加えた防護訓練の実施などを求めるため、政府関係機関などに対して意見書を提出してもらいたいという内容のものであります。 委員会では、新たに原子力規制委員会設置法が制定され、武力攻撃事態等に至った場合は、必要な措置を講ずべきことを命ずること等、示されたことから、現時点では見送るべきとの意見が多くありました。 そこで、本陳情について不採択とすべきか採決いたしましたところ、全会一致をもって不採択とすべきものと決定をいたしました。 以上、御報告を申し上げます。
○議長(中塚寛君) 次に、
総務常任委員長森内正美君。
◆7番(森内正美君) ただいま議題となりました陳情第10号公契約法・
公契約条例の制定を求める意見書について及び陳情第12号地方財源の充実・強化を求める
意見書採択についての2議案につきまして、
総務常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本陳情2件は、去る9月5日に当
総務常任委員会に付託され、9月21日に各委員からの意見を聞き、同日、採決をいたしたものであります。 まず、陳情第10号公契約法・
公契約条例の制定を求める意見書についてにつきましては、福井弁護士会会長和田晋一から提出されたもので、貧困問題、ワーキングプア解消の見地から、公契約に基づいて労務に従事する者達の適正な労働条件を確保するため、
公契約条例を制定すること及び国に対して地方公共団体に対する
公契約条例制定に向けた支援を求める内容のものであります。 委員会では、貧困問題、ワーキングプア等は重要視する問題であるが、
公契約条例の制定については、条例化している自治体も全国的に少なく、条例制定に対するデメリットも整理できていないことから、現時点では時期尚早であり、見送るべきではとの意見が多くありました。 そこで、本陳情について不採択とすべきか採決いたしましたところ、全会一致をもって不採択とすべきものと決定いたしました。 次に、陳情第12号地方財源の充実・強化を求める
意見書採択についてにつきましては、自治労福井県本部執行委員長酒井里見から提出されたもので、2013年度の地方財政予算全体の安定確保に向けた対策を求めるため、政府関係機関などに対して意見書を提出してもらいたいという内容のものであります。 委員会では、現下の経済情勢や地域間格差、地域間競争が激化する中において、陳情の趣旨は理解できるとの意見が多くありました。 そこで、本陳情について採択すべきか採決いたしましたところ、全会一致をもって採択すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。
○議長(中塚寛君) 次に、産業建設常任委員長古石實君。
◆8番(古石實君) ただいま議題となりました陳情第11号
地球温暖化対策に関する地方財源を確保・充実する仕組みの構築を求める意見書の採択についてにつきまして、産業建設常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、陳情第11号
地球温暖化対策に関する地方財源を確保・充実する仕組みの構築を求める意見書の採択についてにつきましては、全国森林環境税創設促進議員連盟会長板垣一徳(新潟県村上市市議会議長)から提出されたものであり、政府関係機関等に対して二酸化炭素吸収源として最も重要な機能を有する森林の整備・保全等を推進する市町村の役割を踏まえ、
地球温暖化対策のための税の一定割合を森林面積に応じて譲与する地方財源を確保・充実する仕組みを早急に構築するよう求める意見書を提出してもらいたいという内容のものであります。 この陳情第11号は、去る9月5日、本会議におきまして当産業常任委員会に付託され、9月21日に審査を行いました。 その結果、この意見書提出の要請元である全国森林環境税創設促進議員連盟には、既に今年度よりおおい町議会についても加盟していることから、全会一致で採択し、別途委員会発議で意見書を提出すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。
○議長(中塚寛君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中塚寛君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中塚寛君) 討論なしと認めます。 これより陳情第1号
原子力発電所の警備に関する意見書についての件を起立により採決いたします。 この陳情に対する委員長の報告は不採択でありますので、会議規則第79条第1項の規定により原案についてお諮りいたします。 陳情第1号は採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(中塚寛君) 起立なしであります。よって、本陳情は委員長の報告のとおり不採択とすることに決定いたしました。 (不採択 0-13 午前10時50分)
○議長(中塚寛君) 次に、陳情第10号公契約法・
公契約条例の制定を求める意見書についての件を起立により採決いたします。 この陳情に対する委員長の報告は不採択でありますので、会議規則第79条第1項の規定により原案についてお諮りいたします。 陳情第10号は採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(中塚寛君) 起立少数であります。よって、本陳情は委員長の報告のとおり不採択とすることに決定いたしました。 (不採択 1-12 午前10時51分)
○議長(中塚寛君) 次に、陳情第11号
地球温暖化対策に関する地方財源を確保・充実する仕組みの構築を求める意見書の採択についての件を起立により採決いたします。 この陳情に対する委員長の報告は採択です。陳情第11号は委員長の報告のとおり採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本陳情は採択とすることに決定いたしました。 (採択 13-0 午前10時52分)
○議長(中塚寛君) 次に、陳情第12号地方財源の充実・強化を求める
意見書採択についての件を起立により採決いたします。 この陳情に対する委員長の報告は採択です。陳情第12号は委員長の報告のとおり採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本陳情は採択とすることに決定いたしました。 (採択 13-0 午前10時53分)
○議長(中塚寛君) この際、暫時休憩いたします。 午前10時53分 休憩 午前11時06分 再開
○議長(中塚寛君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 休憩中に
総務常任委員会及び産業建設常任委員会、松井榮治君外11人から意見書案が提出されております。 これらを日程に追加し、追加日程第1、発委第7号
地球温暖化対策に関する地方財源を確保・充実する仕組みの構築を求める意見書の提出について、追加日程第2、発委第8号地方財源の充実・強化を求める意見書の提出について及び追加日程第3、発議第2号
革新的エネルギー・環境戦略の見直しを求める意見書の提出についてとして一括議題とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中塚寛君) 異議なしと認めます。よって、それぞれの意見書案を日程に追加し、追加日程第1、第2、第3として議題とすることに決定いたしました。
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△追加日程第1 発委第7号
地球温暖化対策に関する地方財源を確保・充実する仕組みの構築を求める意見書の提出について
△追加日程第2 発委第8号 地方財源の充実・強化を求める意見書の提出について
△追加日程第3 発議第2号
革新的エネルギー・環境戦略の見直しを求める意見書の提出について
○議長(中塚寛君) 追加日程第1、発委第7号
地球温暖化対策に関する地方財源を確保・充実する仕組みの構築を求める意見書の提出についてから追加日程第3、発議第2号
革新的エネルギー・環境戦略の見直しを求める意見書の提出についてまでの3議案を一括議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 産業建設常任委員長古石實君。
◆8番(古石實君) ただいま上程されました発委第7号
地球温暖化対策に関する地方財源を確保・充実する仕組みの構築を求める意見書の提出についての提案理由を説明いたします。 地球温暖化防止のための温室効果ガスの削減は、我が国のみならず地球規模の重要かつ喫緊の課題となっており、森林の持つ地球環境保護、国土の保全、水資源の涵養、自然環境の保持など森林の公益的機能に対する国民の関心と期待は大きくなっております。 また、我が国は京都議定書において第1約束期間である平成20年から平成24年までの間に温室効果ガスを6%削減することが国際的に義務づけられていますが、そのうち3.8%を森林吸収量により確保することとしています。 このような中、
地球温暖化対策のための税が平成24年10月に導入される一方、森林吸収源対策などの
地球温暖化対策に関する地方の財源確保については、平成24年度税制改正大綱において平成25年度実施に向けた成案を得るべく、更に検討を進めるとされています。 もとより、地球温暖化防止をより確実なものとするためには、森林の整備、保全等の森林吸収源対策や豊富な自然環境が生み出す再生可能エネルギーの活用などの取り組みを山村地域の市町村が主体的、総合的に実施することが不可欠であります。 しかしながら、これら市町村では木材価格の暴落、低迷や林業従事者の高齢化、後継者不足など厳しい情勢にあり、森林吸収源対策などの
地球温暖化対策に取り組むための恒久的、安定的な財源が大幅に不足しています。 このことから二酸化炭素吸収源として最も重要な機能を有する森林の整備、保全等を推進する市町村の役割を踏まえ、
地球温暖化対策のための税の一定割合を森林面積に応じて譲与する地方財源を確保・充実かる仕組みを早急に構築することを求めるため、地方自治法第99条の規定により当該意見書を政府関係機関に対して提出しようとするものであります。 以上、議員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願いいたしまして提案理由の説明といたします。
○議長(中塚寛君) 次に、
総務常任委員長森内正美君。
◆7番(森内正美君) ただいま上程されました発委第8号地方財源の充実・強化を求める意見書の提出についての提案理由を説明いたします。 急速な高齢社会が到来し、国の歳出に占める社会保障関係費の割合は5割を超え、社会保障の機能強化と持続可能性の確保が一層重要となっています。社会保障においては、子育て、医療、介護など多くのサービスを提供する地方自治体の役割が高まっており、安心できる社会保障制度を確立するためにも安定した財源の確保が重要です。 また、全国の経済状況は依然として停滞しており、地域の雇用確保、社会保障の充実など、地域のセーフティーネットとしての地方自治体が果たす役割はますます重要となっています。 特に、地域経済と雇用対策の活性化が求められる中で、介護、福祉施策の充実、農林水産業の振興、クリーンエネルギーの開発など、雇用確保と結びつけ、これらの政策分野の充実強化が求められています。 2012年度政府予算では、地方交付税について総額17.5兆円を確保しており、2013年度予算においても2012年度と同規模の地方財政計画、地方交付税が求められます。このため2013年度の地方財政予算全体の安定確保を求めるため、地方自治法第99条の規定により当該意見書を政府関係機関に対して提出しようとするものであります。 以上、議員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願いいたしまして、提案理由の説明といたします。
○議長(中塚寛君) 次に、松井榮治君。
◆12番(松井榮治君) ただいま上程されました発議第2号
革新的エネルギー・環境戦略の見直しを求める意見書の提出についての提案理由を説明いたします。 政府は、2030年代の原発ゼロという将来目標を決定したものの、その政策が明確に示されていない中、目標だけを決定することは大飯原発再稼働判断の理由との不整合からも国民世論を翻弄することにつながり、不誠実であります。 大飯3、4号機の再稼働判断を行った議会として今回の決定は理解しがたく、加えて決定のプロセスにおいて何ら説明がなかったことに対して、不誠実さを感じずにはおられません。 国策にのっとって全国的には少数ではあるものの、他の
原子力発電所立地地域とともに、多数の電力消費地と日本経済を支えてきた立地自治体議会として、政府においては必要な議論の積み重ねと国民理解を得るための不断の努力を行い、真に国民に寄与する政策として必要な時間をかけて誠実かつ具体的に見直し、決定されることを強く求めるため、地方自治法第99条の規定により当該意見書を政府関係機関に対して提出しようとするものであります。 以上、議員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願いいたしまして、提案理由の説明にいたします。
○議長(中塚寛君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑を行います。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中塚寛君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 発議第2号について討論の通告がありますので、発言を許します。 初めに、原案に反対者の発言を許します。 猿橋巧君。
◆14番(猿橋巧君) 私は発議第2号
革新的エネルギー・環境戦略の見直しを求める意見書の提出に反対の立場で討論を行います。 この戦略については、今回の発議の趣旨とは違った意味から反対の主張をまずいたしたいと思います。 それは政府が2030年代に原発稼働ゼロを掲げますが、これは最大2039年まで27年間も再稼働することにつながります。直ちに原発ゼロを求める国民多数の願いとほど遠いという点を最初に申し上げるものであります。 政府が実施したパブリックコメントでも即時ゼロの意見は8割を占めており、官邸前行動をはじめ全国に広がる原発ゼロの運動は、このような27年間も期限を持たせるものではないということであります。 戦略は3原則を盛り込んだ上で、安全性を原子力規制委員会が確認した原発は、重要電源として活用すると明記しているのであります。 更に、日本国内の50基の原発のうち稼働中の原発は、国民の反対を押し切って再稼働を強行した本町の大飯原発3、4号機だけです。このような中でも、この夏の電力は賄えたことは重大です。関西電力も原発を再稼働させなくても電力需要は間に合ったという計算になります。この現実からも再稼働は必要なかったのではないでしょうか。 福島原発の事故から1年半たちますが、原発が一旦重大事故を起こせば取り返しのつかない被害をもたらすことは明らかになりました。更に問題は、原発を運転すれば核のごみ、危険な使用済み核燃料が発生をいたします。 戦略では、完全に行き詰まっている核燃料サイクル政策を盛り込み、再処理計画を続けようとしております。青森の再処理工場での技術は、
原子力発電所以上に未熟で危険ですし、もんじゅも重大事故続きで、実用化のめども立っていないのであります。 このような重大な問題を持つ今回の戦略は、私は反対をするものであります。 さて、今回提出された議員発議の内容は、原発再稼働容認の立場から戦略の見直しを要求しているものになっております。このような立場では、国民の願いである原発即ゼロにはなりません。また、文書では原発ゼロは電気料金の上昇による国民負担の増加や経済の停滞を招くことや雇用の創出等となっておりますが、これらの課題は政府が撤退を決定した上、政府の責任で政策等で解決すべきものであります。 再生可能エネルギーの分野における補助、支援で経済の方向を転換することで、この分野の不安も解消できるものであります。 現状の原発依存政策を推進するような今回の意見書については、以上の理由により反対することを申し上げまして、私の反対討論といたします。
○議長(中塚寛君) 次に、原案の賛成者の発言を許します。 浜上雄一君。
◆5番(浜上雄一君) ただいま議題となっております発議第2号
革新的エネルギー・環境戦略の見直しを求める意見書の提出について、私は賛成の立場で討論を行います。 去る9月14日のエネルギー環境会議において決定された
革新的エネルギー・環境戦略は、グリーンエネルギーを最大限に引き上げることによって原発依存度を減らし、化石燃料依存度を抑制することを基本方針として掲げ、あらゆる政策資源を投入して2030年代に原発稼働ゼロを可能とすることを目的としておりますが、資源の乏しい我が国の現状を鑑みる時、目的が達成するまでの間、今以上に輸入燃料の高騰を招く予想にかたくなく、この戦略に網羅された他の技術についても開発途上にあり、技術の確立には長い年月と多くの人材を要するなど、多大なコスト高を招くことが懸念されます。そして、そのことは電力料金にはね返るなど、国民生活を圧迫し、企業や人材の海外流出の助長、雇用の喪失等、あらゆる分野に弊害が懸念されます。 一方で、
原子力関連施設立地自治体に配慮して措置を講じるとし、各種施策を優先的、重点的に行うとしているが、核燃料サイクルと使用済み燃料の処理や廃炉技術は必須の課題であるとしながらも、具体的な方策については示されておらず、先送り感は否めない。まして、原発稼働ゼロに向けた取り組みによって原子力技術は衰退することが予測され、海外に提供する人材や技術の維持、強化にはつながらないのではないかと危惧されます。 更に、昨年3月に発生した原子力事故に関し、国と事業者の怠慢による人災との検証結果がある中、何の対案もなく、一部の感情的な脱原発に呼応して作成された
革新的エネルギー・環境戦略は、長期的な課題も多く、達成見込みは非常に困難であるため、産業経済界からの異論も多く、閣議決定できなかったものであります。 グリーンエネルギー技術の開発とあわせ、事故から得られた多くの知見を反映した世界一の原子力技術を確立して、国民が安心できるエネルギー政策を確かなものとするため、
革新的エネルギー・環境戦略を真摯な議論のもとで見直すよう求める意見書の提出に賛成するものであります。
○議長(中塚寛君) 次に、松宮史知君。
◆2番(松宮史知君) ただいま議題になっております発議第2号
革新的エネルギー・環境戦略の見直しを求める意見書の提出についての賛成討論を行います。 このたび政府が参考文書として発表した
革新的エネルギー・環境戦略に関しては、同戦略を踏まえて関係自治体や国際社会との議論を続け、不断の検証と見直しを行うとの政府方針を発表しました。 このとおりの方針で政策が進んでいき、エネルギー基本政策に大きな変更が加えられることになれば、我々の日常生活に大きなマイナス要素を加えることになります。 まず第1に、政府が原子力ゼロを目標とした場合、これから原子力を専攻しようとする学生を減らす結果となり、今後の原子力産業の衰退につながることは確実であります。このことは、今後力を注がなければならない福島の汚染地域の除染や福島第一発電所の廃炉に関し、先行きが見通せなくなる事態に陥ることは明白であります。 第2に、これから少子・高齢化が今まで以上に加速することが予想される日本において、ふえ続けるであろう社会保障のコストを負担していくためには、目に見える経済成長が必要となります。電力の安定供給や価格に不安があるような社会情勢においては、企業の海外逃避が加速され、雇用は更に厳しさを増し、経済成長どころではなくなり、社会保障制度の一体改革など夢の話になってしまいます。 このことは、8月に米国で作成された第3次アーミテージ・ナイレポートにおいても、日本が現在の地位にとどまり続けるためには、
原子力発電の継続と安全な原子炉の開発の先頭に立つことが必要と述べられていることからも明かであります。 以上のようなことから政府に責任あるエネルギー政策をゼロベースから再考していただくことを強く求めるために、
革新的エネルギー・環境戦略の見直しを求める意見書を提出することに賛同する次第でございます。 議員各位の御賛同をお願いして、私の賛成討論といたします。
○議長(中塚寛君) ほかに討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中塚寛君) これで討論を終わります。 これより発委第7号
地球温暖化対策に関する地方財源を確保・充実する仕組みの構築を求める意見書の提出についてを起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 (可決 13-0 午前11時29分)
○議長(中塚寛君) 次に、発委第8号地方財源の充実・強化を求める意見書の提出についてを起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 (可決 13-0 午前11時29分)
○議長(中塚寛君) 次に、発議第2号
革新的エネルギー・環境戦略の見直しを求める意見書の提出についてを起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(中塚寛君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 (可決 12-1 午前11時30分)
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△日程第23
議員派遣報告及び議員派遣
○議長(中塚寛君) 日程第23、
議員派遣報告及び議員派遣の件を議題といたします。 お諮りいたします。 本件についてはお手元に配付したとおり報告し、また派遣することにしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中塚寛君) 異議なしと認めます。よって、本件についてはお手元に配付したとおり報告し、また派遣することに決定いたしました。 これで本日の日程は全て終了しました。 この際、町長から発言を求められておりますので、これを許可します。 時岡町長。
◎町長(時岡忍君) 9月5日に開会いたしました本定例会におきまして、慎重なる御審議と各案件の議決をいただき、厚くお礼を申し上げます。 議員におかれましては、今後ともおおい町の発展のためにいろいろとお力添えをいただきますようお願いを申し上げ、お礼の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(中塚寛君) 会議を閉じます。 これをもって平成24年第5回おおい町議会定例会を閉会いたします。 御苦労さまでした。 午前11時31分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 おおい町議会議長 中塚 寛 〃 議員 森内 正美 〃 議員 古石 實...